キャディーに向いているのはどんな人?必要な適正について解説!
ゴルフのコースを回るうえで、細やかな気遣いでゴルファーをサポートしてくれるキャディー。クラブを渡したりコースの注意点を説明したりと、さまざまなスキルが求められる職業です。今回はキャディーになるためにはどうすればいいのか解説し、向いている人の特徴やスキルを説明していくのでぜひ参考にしてください。
キャディーになるには?
キャディーについてどんなイメージを持っていますか?ゴルフをしたことがない人は、漠然と「ゴルフをサポートしてくれる人」というイメージを抱いているかもしれません。そのイメージ通りの仕事ではありますが、重たいゴルフバッグを代わりに運んだりコースに関するアドバイスをしたりと、さまざまなスキルが求められます。
プロゴルファーをサポートするのがプロキャディー、ゴルフ場で勤務しているのがハウスキャディーです。キャディーになるのに特別な資格は必要ありません。プロキャディーの場合プロゴルファーと専属で契約を結ぶ必要がありますが、ハウスキャディーはキャディーを募集しているゴルフ場に応募して就職試験に受かればなることができます。
未経験でもキャディーになれる?
ゴルフをしたことがない人でも、求人に「未経験可」と書かれていればキャディーに応募可能です。勤務するゴルフ場によってはきちんと研修を組んでくれることもあるので、不安に思う必要はありません。もちろん事前に勉強しておくとよりスムーズに仕事を覚えることにつながるため、ある程度の知識は身に着けておくことをおすすめします。
ただ、ゴルフ場によってはゴルフカートを運転するにあたって普通自動車免許を持っていることを条件としているところが多くなっています。運転免許を持っておくとより有利になる可能性は高いです。
キャディーに向いている人の特徴
キャディーに向いているのは体力がある人です。ゴルフはとても長い時間をかけて行われるスポーツであり、外で開催されるので気候や天候の影響を受けやすくなってしまいます。その間ゴルファーに代わってゴルフバッグを持ち運び、コースを歩いていかなくてはいけません。
プレイ中は基本的にずっと立っていることも求められるので、体力は必要不可欠です。拘束時間が長く、朝早くから仕事に行くこともあるでしょう。夏など日が早く昇る時期には朝6時からゴルフがスタートすることもあり、そうなるとキャディーはもっと前に出勤しなくてはいけません。早起きして問題なく仕事ができる人の方がキャディーに向いているといえます。
幅広い面で気を配る
ゴルファーが気持ちよくプレイできるよう、あらゆる面でサポートしていくのがキャディーの役割です。コースの状態やその日の天気、風向きを総合的に判断して適切なアドバイスをしたり、時に励ましたりしなくてはいけません。また、相手にあわせて適切な言葉遣いをする必要があります。状況を見て臨機応変に対応できる人は、キャディーになっても活躍できるでしょう。
ゴルフへの気持ちが大事
ゴルフに興味がなくてもキャディーになることはできます。ただ、仕事として続けていくためにはゴルフに関して勉強し続け、自分のスキルを磨いていくことが求められます。ゴルフに興味・関心を持ち、自分から積極的に学んでいく姿勢がある人だと、優秀なキャディーに近づいていけるはずです。
キャディーに必要なスキル
キャディーはその場の状況を見極め、適切な行動をするスキルが求められます。ゴルファーによっては自分の道具に触られたくない人もいるうえ、細かいアドバイスが必要な人もいればプレイに口出しされたくない人もいるでしょう。訪れたゴルファーと会話しながら距離感を測り、相手に失礼がないような対応をすることが重要です。
そのため、適切なコミュニケーションでそれを判断してください。ゴルファー以外にもほかのキャディーや業者の人など、多くの人と接する機会があります。その場の空気を読み、円滑な人間関係を築いていきましょう。
必要に応じてゴルフの専門知識を身に着ける
ゴルフに関して基礎からしっかり学べるスクールも存在します。キャディーとしてはもちろんコースのアドバイザーとして活躍できるよう、知識を身に着けて実践に活かしてみてください。自分がゴルフをプレイすることで、ゴルファーがどのようなことを求めているか分かることもあるかと思います。
ゴルフに関する知識・経験を養うことは、キャディーにとってとても大切なことなのです。とくに、プロのキャディーを目指すならハウスキャディーとして経験を積み、スクールに通ってスキルを磨いていくことをおすすめします。
まとめ
キャディーに向いている人について解説しました。単に道具を持ち運ぶだけでなく、コースに関するアドバイスをしてゴルファーを徹底的にサポートするとても重要な職業です。ゴルフの知識や経験がなくてもキャディーになれますが、周りの様子に気を配り適切な対応をする判断力や、ゴルファーや仲間と関係を築いていくためのコミュニケーションスキルなど、さまざまな能力が必要です。スクールに通って知識を身に着けたりキャディーとしての経験を積んだりして、自分のスキルアップにつなげていきましょう。